世界中に500万人ものユーザーがいるという、
最も知名度の高い語学教材の一つ
であろう『ロゼットストーン』。
「言葉の壁をなくす」を
スローガンのもとに開発されました。
24言語ものラインナップがあるというのも、
ユーザー数を引き上げている理由でしょう。
黄色い背景に青色のロゼッタストーンの
イラストが描かれたパッケージは、
過去には日本の家電量販店などでも
よく目にしたものです。
若い世代の人は知りませんよね?(笑)
じつは我が家にも、
昔の『ロゼッタストーン英語』を
手にして挫折した家族がいました(汗)。
当時の私は、まだ英会話に
さほど興味もなく、
ちょっとやらせてもらった記憶しか
ありませんが...
でもこれ、日本を含む世界中の
大手企業や官公庁・教育機関などで
導入されてきた、有名な教材なんですよ!
私が暮らすニュージーランドでも、
ショッピングサイトGROUPON(グルーポン)
に時々『ロゼッタストーン』が登場し、
SOLD OUTになっています!↓↓
そんな知名度もあってか、
『ロゼッタストーン英語』は日本でも
根強い人気があるようです。
ネットの口コミも概ね良好ですしね♡
しか~し...
たくさんの人が使っているからって、
果たして万人向けの教材なんでしょうか?
そこで今回は、
英語圏ニュージーランドに暮らすPlayaが、
『ロゼッタストーン英語』の最新版を
調査し、効果の神髄をレビューしてみました。
現在はソースネクストが国内独占販売|旧パッケージ版ロゼッタストーン英語の口コミ・紹介記事にご注意を!
『ロゼッタストーン英語』の
口コミ・レビューサイトを探してみると...
一昔前に量販店などでも買えた、
旧パッケージ版やダウンロード版を
いまだに口コミ・紹介している
ケースが多いですね。
2019年現在、日本で販売している
業者はソースネクスト株式会社です。
ソースネクストと言えば、
パソコン世代にはPCソフトが有名ですね。
最近ではポケトークの販売も!
私もソースネクストの
セキュリティ・ソフトを愛用
してきた関係で、
10数年もメールマガジンを
受信・読み続けています(笑)。
そこには当然ながら、
自社製品がたくさん紹介されていて、
以前から様々な英語学習ソフトも
売られていました。
そんなソースネクストが、2017年に
ロゼッタストーン日本法人を買収!
それを機に国内独占販売に当たって、
価格破壊と共に日本独自の製品開発が
すすめられたそうです 😉
その結果、
最新版『ロゼッタストーン』は
『ロゼッタストーン・ライブラリー』
というwebサービスの中で、
すべての言語ラインナップが
オンライン版として提供されています。
今の時代に即した教材形態になったワケですね。
1つのアカウントでパソコンのみならず、
スマホやタブレットなど、
複数の異なる端末で利用出来るように
なっているのはうれしいですね♪
Windows OSのライセンスのように、
端末ごとに新しく買い直す必要が
ない点はGOOD。
ただ、この教材は利用に際して
コンピュータースキルが必須なことから、
年配の方などにとっては更に敷居が
上がってしまったかもしれません😢
ロゼッタストーンの歴史と学習スタイル
『ロゼッタストーン』の歴史は
けっこう長く、1980年代にさかのぼります。
ロシア語の習得に挫折した青年が、
奇しくも母国語を一切使わずに、
留学感覚で言語学習が出来る画期的な
プログラムを開発したのが始まり。
1992年の発売開始以降、
日本でもお馴染みの語学教材
となっていますよね♪
現在の販売者ソースネクストでは、
『ロゼットストーン』の商品紹介を
以下のようにしています。
日本語を使わず、まるで留学したかのように、外国語を習得できるプログラム。見て、聞いて、話す力を身につけられる独自メソッドが特長です。伝えたいことを、「その言語のまま」考えて、話す力が身につきます。
留学や海外赴任予定の人にとっては、
日本に居ながら五感を英語に注ぎ込んで、
体系的に学び取れる内容となっている
のが売りなワケですね。
また、レベル設定も豊富で、
自分のレベルを自分で選んで学習
出来るスタイルです。
中・上級編の登場で、内容が易しすぎるという不満は改善された
以前の『ロゼッタストーン英語』には、
他の23言語と同様に初・中級編しか
存在しませんでした。
義務教育として英語を学んだ
日本人にとっては、
「出だしが易しすぎる!」
といった不満も多かったようです 😕
「内容が易しすぎ」という
口コミの多さが物語っていますね(笑)。
そのため、より上のレベルの英語を
学びたいという要望が強かったんです。
でもその点については、ソースネクストが
ロゼッタストーン日本を子会社化
してから、大改善されたんですよ!
現在は『ロゼッタストーン』の
独自メソッドを用いつつ、
ソースネクストが語学教材大手の
アルク社と共同開発した
日本限定プログラムとして、
中・上級編も提供されています。
こちらは、初・中級編で身に付けた
基礎の向上用ですね。
また中・上級編では、用途に合わせて
ビジネス編とプライベート編が選べますよ♪
なお、『ロゼッタストーン英語』の
初・中級編については、
提供されている他の24言語と同じ構成で
学習が進められます。
他の言語も習得したい貪欲組とっては、
同じ要領で学べるのがありがたいですね 😎
ロゼッタストーンにはアメリカ英語版とイギリス英語版あり
『ロゼッタストーン』のラインナップは
とっても豊富!
というか、把握するのに一苦労 (≧∇≦)。
どれにしようか、とっ~ても悩む...
まぁ、販売者にとってはそこが狙い 🙄 ??
「迷ったらとりあえず買っとけ!」
と複数セット販売出来ますから...
英語のラインナップは以下の通りです。
(アメリカorイギリス)初・中級編』
オンライン版
標準価格¥4,980
収録レベル:1~5
カリキュラム:語彙/発音/文法/会話/マイルストーン※
※ネイティブの発音を聞いて、マッチするイメージ写真を反射的に選択するクイズ。
(アメリカのみ)中・上級編』
オンライン版
標準価格¥24,900
全5製品あり。
プライベート編:Vol.1~2
ビジネス編:Vol.1~3
この他にも、
ドラマ仕立ての英会話ソフト
『ロゼッタストーン Dramatic20』
ダウンロード版とDVD-ROM版あり。
いずれも標準価格¥39,800
や、
『ロゼッタストーン テスト攻略
500~/650~/800~
TOEIC® L&R TEST』
オンライン版
標準価格¥4,980
などがラインナップされています。
『ロゼッタストーン』公式サイト内の
ラインナップを見るのが
一番分かりやすいかも!?
いずれも『30日以内返金保証サービス』
が付いている点が、消費者想いですね♡
24時間試せる体験版も有りますよ♫
特徴である発音判定機能は意外と使えない!?
ロゼッタストーンの最大の特徴は、
発音判定技術です。
その名は
「TruAccent(TM)スピーチ認識テクノロジー」。
ネイティブと自分の発音の違いを、
声紋グラフとして視覚的に
見ることが出来るんです!
日本人が苦手とされる、
LとRの発音の聞き分けもあり、
出来るまで先に進めない! Σ( ̄ロ ̄ll
また正しい発音になるまで、
人目を気にせずに何度も繰り返し
挑戦出来るのが良いですね♡
ただ、最新版には旧パッケージ版のように
ヘッドセットが付属していないので、
自前で用意する必要があります。
しかも事前に設定をしっかり行わないと、
きちんと音声認識されません。
この辺りが、パソコンやスマホの
設定が苦手の人にはデメリットとなり、
使いこなせない場合も...
設定がしっかり出来さえすれば、
この認識力による学習効果は
期待出来そうですね。
まぁ正直、英語圏での実生活において、
日本で良く笑いのタネとなる
『Rice(お米)のRとLice(シラミ)のL』
が上手く出来なくて困ったり、
イジられるなんてことは、
ほぼゼロですのでご安心を。
食べ物の話をしていれば、
お米が話題になることは当然であっても、
シラミについて話す人なんて
少数派ですからね(笑)。
前後の会話で判断出来ますしね。
もし、本当にシラミと伝えたいのに
発音が伝わらない時は、
関連語「Insect(虫)」などを
付け足してあげれば済む話。
世界で話されている英語は、
アメリカ英語やイギリス英語だけでは
くくれません。
むしろハイブリット化した、
グローバル・イングリッシュを話す
人口の方が多いんですから、
発音もお国訛りなんてザラですよ 🙂
日本人は生真面目に取り組みすぎ!
「日本語がどこにもない」、「日本語を使わず」、「英語だけで…」はウソ
教材の中身は、
『画像に合わせてリスニングしたり、
画像を見て答える/発音する』
が中心です。
発音に関しては、
発音判定機能が答えをすぐに判定。
ネイティブに近い発音になるまで、
繰り返し練習出来ますよ。
日本語を使わず、画像や発音を通して、
『見る・聞く・話す』という自然な流れ
を使って英会話が学べるとしています。
しか~し...
体験版を使ってみて分かったんですが、
実際には自分が回答を選択した後に
日本語がフッと登場したり、
辞書機能には、難しそうな単語の意味が
日本語で表示されます。
でも基本は、目で認識した画像と
耳で聞いた音を口に出すことで
話をしていくという、
母国語を習得する際の流れを
重視しています。
なので成長しきった大人には、
最初は戸惑いも多いかもしれませんが、
小さい子供には自然で理にかなった教材です。
しかも英会話教室に通うことを考えると、
24時間いつでも好きな時間に使えるし、
コスパもはるかに良いですね♪
英会話学習をゲーム感覚で日課にさせてくれる
『ロゼッタストーン英語』の基本操作は
【選択】【発音】【入力】の3つのみ。
このシステムは何ともゲーム感覚で、
本を使った勉強が苦手で長続きしない人に
すごく向いていそうですね 😉
ゲームの様に先に進むのが楽しくなって、
病みつきになったらシメたもの (゚д゚)!
日本語で考えない(英語⇒英語)世界に
入り込むことによって、
英語脳を作っていくのに役立つハズです。
また、学習頻度や進展を
自分自身で決められるため、
『英会話スクールの落ちこぼれ』
なんて劣等感を持つことにならずに
済みますね👍
最後に|人目が気になる恥ずかしがり屋さんや子供におすすめ
さて、今回は『ロゼッタストーン英語』の
最新版を調査し、その効果の真髄に
迫ってみました。
自分のペースで人目を気にせずに、
いつでも好きな時に英会話学習が
出来る教材としては、
とても良い教材だと感じます。
恥ずかしがり屋さんや、
人前で注意されるのがイヤな人には
打ってつけですね。
一方でこの教材は、
一問一答が長々と続くクイズ形式です。
なので、ゲーム感覚で夢中になれる、
やり続けることが出来る人向き
かもしれません。
親御さんが設定をしてあげれば、
お子さんでも楽しく使えそうです。
あと、発音判定機能があることを
特徴としている口コミが多いんですが、
その性能を疑問視する声も多かったですね。
設定も、利用者にとっては課題です。
AIが発音を評価するというと、
聞こえは良いかもしれませんが、
その精度はまだ発展途上。
発音矯正を目的に購入すると、
ガッカリすることも...
コミュニケーションは最終的には、
人と人との間で成り立つことからも、
発音ばかりに気を取られず、
実践で通じる英語を突き止めるべきだと思います。
いずれにしても、
英会話上達にとても大切なことは、
なぜ英会話を必要とするかの
明確な目標とゴール設定です。
このことを忘れずに、
一段一段上に向かって前進して
行きましょう!
その際に、今回紹介した教材も
進む力を貸してくれるハズですから♪
記事の内容で分かりにくいところ
相談したい悩み事
ご感想
...などがありましたら、お気軽にお問合せからどうぞ^o^
今日も最後までお読み下さり、どうもありがとうございます。
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